「死霊館のシスター」
死霊館シリーズの最新作で、「死霊館 エンフィールド事件」の前日譚です。エンフィールド事件で登場した悪魔「ヴァラク」をメインとした物語でもあります。
えー…、超怖かったです(小並感)。
最初と最後に死霊館シリーズのどこにつながるのかが示されるシーンはありますが、基本的にはこの映画内で物語は完結しており、今までのシリーズを観たことのない人でも楽しめる内容になっております。
前半からクライマックス直前までは所謂「ビックリ系」と言われるような怖がらせ方が続き(これだけでも割と十分怖い)ますが、クライマックスは単純なビックリ系を超えて、じわじわと迫ってくるような質の高い恐怖が味わえます。
主人公のアイリーンやバーク神父、地元の青年フレンチーなど登場人物もそれぞれ魅力に溢れており、この3人が悪魔に立ち向かう冒険譚としても完成度が高いです。
多くの人にオススメできるホラー映画です。是非。