第三男の映画備忘録

映画の感想ブログです。映画館で観た作品の感想、円盤でみた作品の感想、たまたま観たことを思い出した作品の感想など、かなり節操がありません。しかもネタバレ等一切気にせずに書いているので苦手な方はご注意くださいm(__)m

「死霊館のシスター」

 

死霊館シリーズの最新作で、「死霊館 エンフィールド事件」の前日譚です。エンフィールド事件で登場した悪魔「ヴァラク」をメインとした物語でもあります。

 

えー…、超怖かったです(小並感)。

 

最初と最後に死霊館シリーズのどこにつながるのかが示されるシーンはありますが、基本的にはこの映画内で物語は完結しており、今までのシリーズを観たことのない人でも楽しめる内容になっております。

 

前半からクライマックス直前までは所謂「ビックリ系」と言われるような怖がらせ方が続き(これだけでも割と十分怖い)ますが、クライマックスは単純なビックリ系を超えて、じわじわと迫ってくるような質の高い恐怖が味わえます。

主人公のアイリーンやバーク神父、地元の青年フレンチーなど登場人物もそれぞれ魅力に溢れており、この3人が悪魔に立ち向かう冒険譚としても完成度が高いです。

 

多くの人にオススメできるホラー映画です。是非。